吉田悦志ゼミナール 明治大学国際日本学部

Etsushi Yoshida Seminar

本日のゼミ記録(後期第4回)

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 どうも、こんばんは。須山による本日のゼミ記録のコーナーがやってまいりましたよ。

 今日は坂本龍馬に関するDVDを見ましたね。内容的には海援隊結成以後の龍馬の活動を中心に、現存の資料を元に紹介・説明する、といった感じのものでした。まあ、うちのゼミ員はみんな司馬遼太郎『竜馬がゆく』や山村竜也『史伝・坂本龍馬』を読んでいるわけだし、さらには実際に高知まで足を運んでいるから、内容自体に新鮮味はなかったかも?でも、フィクションのほとんどない説明はわかりやすかったですね。

 それにしても、やっぱり龍馬はずば抜けて変な奴ですよねぇ。革命活動に、海戦参加、大藩から賠償金を掻っ攫うような豪胆・大物っぷりの一方で、海運商売や出版、新政府構想では為替レートにまで目を向ける先見性と現実主義者の一面。さらに、家族への手紙ではユーモラスな一面も・・・と、こんなにも色んな資質を持った人間は、偉人だらけの幕末でもやはり特別なように思います。

 それに、こういう龍馬の決断力、交渉力、発想力、商売力、先見性、柔軟性って、それこそまさしく、目下わたくし達にとって一番の関心ことであるところの就活、さらには社会に出て必要になってくる能力のようにも思えます。龍馬から学ぶべきことは多いですなあ。龍馬すげー。

 

 来週は『勝海舟 私に帰せず』上・下が課題です。またまた上下巻の2冊ですが、一応一週での予定。なかなか読み応えがあるようですが、頑張りましょう。レポーター、司会は特に大変だろうけど、よろしく。ただ、議論がまとまらなかったり、どうしても読み終えていない人が多かったら二週間にわたってやることも考えてますので。

 最近は就活から逃れ得ぬ時期になってきて、学校に行けばその話ばかりになってきました。みんなゼミ以外の部分でかなり忙しくなってきてるはずです。自分なんかは読書が生活の一部で、ゼミが無くたっていっつも何かしら読んでるもんですから大して感じないんですが、ゼミの課題図書がある意味で負担になちゃってる人もいるんじゃないかと思います。

 ただ、就活があるからってゼミをないがしろにするのは、それはそれでなんだかなぁって感じですし、何と言ってもこのゼミの基礎は「読書」にありますから、課題をゆっるゆるにするわけにもいかない。本当に大変だとは思いますが、各々でうまいこと両立させていきましょう。ま、個人的にはその辺に関して何か意見があればゼミの時間にでも言ってくれて構わないですし。自分自身の読書感覚だけで話を進める恐れもあるし、誰かにとってあまりに大きな負担になっているのも、気分良くはないですからね。

 来週こそはフィールドワークの話を少し。またまた、みなさん就活で忙しいので、予定合わせるのが至難の業な気もしますが、とりあえず話だけは・・・都内で江戸・幕末に関わるスポット、どこか気になる所がないか調べておいてくれると助かります。

 (何を書こうにも就活がチラつきやがる・・・胸糞悪いが、しょうがない。しょうがないとしか言えない。)

須山。

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