吉田悦志ゼミナール 明治大学国際日本学部

Etsushi Yoshida Seminar

3年前期 第5回 活動記録

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はじめまして。3年広報の折田有紀です。

遅くなってしまいすいません。3年生第5回目まとめていきたいと思います。

議論3回目の今回は、司馬遼太郎の「燃えよ剣 下巻」について話し合いました。下巻は、七里研之助との決闘から、土方歳三の最後までの物語です。レポーターは紀室さん、司会は内記さんです。今回は議論の時間が短かったせいか、前回に比べ意見が少なかったように思います。私が言えることではないのですが…。

今回の議題は

1.新鮮組とはどのような存在だったか

2.土方歳三の生涯とは

まず一つ目の議題についてです。旧幕軍、そして倒幕派から見た「新撰組」について議論しました。旧幕軍にとって新撰組は頼りになる存在だったのではないか。一方、倒幕派は新撰組を邪魔な存在、殺し屋、因縁の相手だと感じていたのではないかという意見が出ました。結果、新撰組は頼りになるけれども、時代の流れについていけなかったのではないか。やはり、立場が変わると新撰組の見方もかわりますね。

2つ目の議題は土方歳三の生涯についてです。

土方歳三は最後まで自分の意思を貫いて生きた人物ではないか。自分の信念を貫き通したが、周囲の人から見ると世の中の動き時勢に逆らっている。やったことは大きいが自分のやりたいことだけだったのではないか。自分のやり方を変えられず、妥協のできない男だったのではないか。と様々な意見が出ました。「最後まで自分の意思を貫く」これこそ男の美学です。土方歳三こそ美学に生きた男なのではないでしょうか。

ではここで、男の美学があるのなら女の美学は何だろうか。お雪さんの歳三に対する適度な距離感。この距離感こそ女の美学ではないだろうか。確かにその通りだと思います。

最後に、今までのゼミを通して感じた事なのですが、私はまだまだ知識が乏しく思うように議論ができません。今まで歴史はあまり好きではないからといって避けていたので仕方がないことだと思います。ですが、歴史小説を読むようになり、少しずつ興味を持ち始めました。遅いですね…。今はまだ、議論についていくことができず、皆さんから学ぶことがたくさんあります。ですが、積極的に議論に参加できるように、少しずつ知識を増やしていけたらいいなと思っています。一日でも早く皆さんに追いつけるように頑張りますので、これからもよろしくお願いします。

内容の薄い活動記録になってしまいすいません。

次回は、といっても今日ですね。浅田次郎の「壬生義士伝 上巻」に入ります。

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